ふと、思い返すと、涙が、止まらない

さっきから、1時間くらい、一人でしゃべりながら、

涙が、止まらない。

なんだろな、気分の落ち込みとかじゃなくて、あがってるのとも違って、

冷静なんだけど、ひたすら悲しいというか、小さな頃の、私が不憫で、

涙が、止まらない。

たぶん、引っ越しだ。

原因は、二度の、その年齢での、引っ越しだ。

年少から年中に上がる時と、小一の夏休み。

しかも二度目は、遠方への引っ越し。

言葉が、通じずらいくらいの。

思い返してみると、あぁ、この人、話が通じる、痛みがわかる人だ、めちゃくちゃ語れる人だ、苦労してきた人だ、って思う人は、

小さい頃に引っ越し経験があるような。

頭に浮かぶ人、帰国子女。

また、ここ数年、海外で働いていて、今度帰ってくる。もう、きた、のかな?

会いたいな。

それもあって、急にこんなことを思っているのかな。

つい先日、最近仲良くしてもらっているあるお姉さまと、言い争いというか、なんでそんなに人を疑えるのかわからない、と言われて。

ここ数年に一度ってくらい、なんでだったか、自分をさらけ出してしまったんだよね、その時。

そうだ、夜中であんまり記憶ないけど、私号泣した後だったかも。

年下くんの入籍ショックで。

人前で、電話だけど、あれだけ号泣したのって、ちょっと思い出せないくらい。

あれで心が裸になって、

いつもは完全に隠している、この日記にしか書いていないような、汚い、醜い、人には絶対に見せないようにしている、自分を見せた。

そこから少し、考えてたんだよな、どうして私はこんなに人を疑うのか、何も信じないのか、自分は愛されていないと思っているのか。

3人姉妹の真ん中、いじめ、引っ越し、だ。

引っ越しといじめはきっと繋がっていて。

だから、やっぱりちっちゃい頃二回の引っ越しをした妹も、苦労して生きているのかも。

お姉ちゃんは、少し大きかったから、引っ越しやだって言えたんだ。

私は、よく、わからなくて。

がらんどうになった家で、大きく感じる窓の前で、空を見上げていた。

荷物を山積みにした車で、また、帰ってこなくなる、やっと慣れた家を離れていって、

少し、泣いていた。

はっきり、思い出せる。

お姉ちゃんはどこか、はしゃいでいて、

妹は何もわかっていなくて、

私は、泣いていた。

お母さんも、泣いていたっけ。

全て、変わっていく。

信じられるものは、何一つない。

信じては、いけない。

本当に存在を信じていた、神様。

悪いことをしたら神様の罰がくだる、

本当に信じていて、

いじめっ子さえも、

いじめっ子グループのサブリーダー、でも、リーダーがいなくなると、ころっと優しくしてくれる、でもやっぱり何もなかったようにいじめてくる、顔を思い出せるあの子も、

必死で、心から、好きになろうとしてた。

でも、神様なんて信じてんの?って、やっぱりお姉ちゃんだったかなぁ、言われて、

本当に、いないみたいで、

全て、何もかも、信じられなくて、

方向音痴で、プール嫌いで、プールに行くの嫌なのに、我慢して行っていて、いつも建物の中とか並ぶ列とかわからなくて、やっと、このひらがなの帽子の子について行けばいいんだってわかって、安心して、でも次の週に、その子、絶対同じ子なんだけど、ひらがな変わってて、

理解できなくて、名前って変わるとか考えたことなくて、訳わかんなくて、

何も、信じちゃいけないって、

でも、忘れたくないって思って、

全て、永遠に続くなんてないから、絶対に、変わっていくから、

忘れたくないって思って、

色んな、人から些細だと言われることも、自然といっぱい覚えて、

はぁ。

いっぱい書いたな。

少し、すっきりした。