信じるもの

何を信じるか。

自分の感覚。

敵は、見えない巨大なもののように感じる。

壊すべきものは、古い慣習や考え方。

所長も役員も、そう言っていた。

「ガン」は、人ではない気がする。

みんな、人当たりの良い、良い人。

偉い人ほど特に。

父さんのアドバイスを胸に。

新参ものがぎゃーぎゃー言っても聞いてもらえない。

所長のアドバイスも胸に。

タイミングや言い方を工夫して。

ずっといたいと思った。

その感覚は間違っていない気がする。

人の言うことを聞きつつ、自分の感覚を信じて。

彼と一緒にいると心に決めた時に似た感覚だけど、

結婚と就職は同じじゃない。

混同しないように。

彼と一緒に見ようと楽しみにしていたガンダム特集、

昨日お風呂から上がったら彼が一人で見ていて。

「一緒に見たいと思ってたのになーー」と言うと、

何も言わず番組の最初まで戻してくれた(1時間番組の30分くらい戻してた!)

お互いぶつぶつ言いながら一緒に見て。

会話にはならない。

見終わった後も、相変わらず口はきいてくれない。

変な関係、でもやっぱり彼は私のこと嫌いじゃないんだ!と思って安心。

調子に乗らないように。

全てを糧にしつつ、

謙虚さを忘れないように。