幸せの連鎖

先日とは正反対の日記。

あの時はあの時で、弱音を吐かずにいられないと思ったのだけど。

もう、わかってるのにな。

沈んでも、また、必ず、上がる。

大丈夫だって。

わかってる。

人は。

お祝いを、形でもらったり、言葉でもらったり。

形でお返ししたり、言葉でお返ししたり。

そうやって、生きていく。

また一つ優しくなって強くなって、それをおすそ分けして、またされて、そうやってつながっていく。

自分で一つの家庭を持って、初めてその、「おすそ分け連鎖」の主体に立って。

あぁ、世の中にはこんな、あったかい気持ちで溢れた世界があったんだ。

やっと、垣間見て、中に入れて、なんだか少し、悟ったような気分。

やっと、仕事の山を越えた。

連日遅くまで頑張った甲斐あって、ギリギリ一通り間に合った。

なんか、死線をくぐり抜けたような、そんな気分。

あそこまで頑張れるとわかったから、もう、そんじょそこらの山じゃ、負けないよ。

母さん、妹の助けもあって、彼ともまた、仲良くなれて。

また、揺らいでしまう時も、あるかもしれない。

けど大丈夫、彼は私を、見捨てない。

いや、見捨てられないように、もっと頑張らなきゃ。

あぐらをかいてちゃ、優しさに甘えちゃ、いけない。

良かった。

また、上向いてきた。

もう、立春だ。